介護士になるには?資格なし・業界未経験での求人探しは難しい!?

介護士資格

職業を選ぶ際に将来性がある仕事を基準に職業を選択するということはよくあります。

将来性という観点で見ると「資格を取ること」「その資格を使う仕事」の将来性は他の仕事や職種に比べて、非常に高いと言えます。

これはただ単純に、高齢者の数が今後も増えるからということだけではありません。

さまざまな要因を含めて考えても、資格の仕事は将来性があり、今から資格取得を目指すのはとても良い選択だと思います。

では、無資格・未経験でも介護職にチャレンジは出来るのでしょうか?

結論から申し上げると、無資格・未経験でも介護職は目指せます。

介護士の資格取得を考えている人は、一度は転職サイトなどで「無資格・未経験OK!」「経験・資格不問」と表記された介護職の求人を検索した経験があるのではないでしょうか。

こちらの記事では、介護士の資格取得について詳しく検証していきます。

無資格・未経験でも働くことはできる

介護士として働く際、無資格・未経験でも介護士を目指すことはできますが、施設としては、忙しい業務中に、全くの無資格者に基本的な技術や知識を教える時間的余裕があまりないのが現実です。

無資格者よりは、少なくとも介護職員初任者研修(ヘルパー2級)を持った人に入職して欲しいというのが施設のホンネではあります。

また、施設で働く人の中に、無資格者が増えてしまうと、加算(※)が取れなくなってしまうので、施設としては人員が足りないからと言って、無資格者ばかり採用することはあまりありません。

だからといって、介護職員の数を減らすことは、今後の日本では出来ません。

人手が足りないという理由以外に、入居定員に対する必要な職員配置数の基準が法律により定められており、それを下回ると介護報酬が減されてしまうからです。

つまり、介護報酬を減らされてしまえば、施設の運営が成り立たなくなってしまいます。

ちなみに、介護職の人員配置基準についてですが、特養では介護・看護職員で「3:1(うち看護は入所者数51~130の施設では3)」 老健でも介護・看護職員は「3:1(うち看護は2/7以上)」となっています。

これは要介護者3名に対して、看護・介護職員を1人配置するのが望ましいということを意味します。

それぞれの施設の平均的な規模に合わせて具体的な数字を算出すると、入所者100人の特養の場合、「介護職が31人」「看護師が3人」となります。

入所者100名の老健の場合、「介護職が25人」「看護師が9人」となります。

つまり、施設としては無資格者を増やしたくないが、採用せざるを得ない状況に置かれているということが現状です。

Q:サービス提供体制強化加算とは?

介護福祉士の資格者が、施設における全スタッフのうち、どれくらいを占めているのかを都道府県知事に報告。介護福祉士の資格保有者、常勤職員、勤続年数が3年以上の者などが一定以上雇用されていることが、加算算定の条件となります。

評価基準を満たしていると認可された事業所に対して、介護報酬が加算されます。

なお、ヘルパー1級でも加算の対象とはなりません。

介護職デビューするなら無資格ではなく資格取得して欲しい理由

「介護職員初任者研修」は現場配属される前に取得しておきたい、その理由を考えてみたいと思います。

人手不足により教育体制が整っていない

人手不足でスタッフ1人当たりの業務量が非常に多く、与えられた仕事をこなすので精一杯な状況です。

介護レベルが重い施設であれば、利用者にかける時間が増えるので、なおさらです。 ただでさえ介護の現場は人手が少なく業務過多なのに、他の人のことを考えている暇はないと考えてもおかしくはないです。

そのような現場では、新人に対する教育が手薄になってしまうのも分かります。

自主学習で事前に備えられる知識があれば、スムーズにチームに参画出来ますし、知っておいて損はないと思います。

業務範囲が狭まる

代表的な介護職の仕事として、洗濯や掃除などを行う「生活介助」、入浴や食事のサポートを行う「身体介助」が挙げられます。しかし、無資格の場合だと、そのスキルの低さから「生活介助」がメインになるケースが多いです。

洗濯や掃除のほかに、ベットメイキングや物品の移送、利用者の移動補助など、介護職というより「お手伝いさん」の要素が強くなります。

食事・入浴・排泄介助を全く教えてくれないということではなく、教える時間が限られているので、未経験者を一から育てるというよりは、経験者に業務が寄るということも。

介護現場で無資格で「出来ること」「出来ないこと」

施設における介護業務は「出来ます」 施設の場合、現場に介護福祉士がいるために、無資格者でも介護業務が出来ます。

掃除・食事介助・排泄介助・入浴介助(洗髪)などが介護業務に該当します。

訪問介護における<生活援助>は「出来ます」

集合住宅や戸建など利用者の住まいに行って暮らしを助ける訪問介護のうち、介護対象者の生活や家事の手伝いを行う生活援助業務は、無資格でも行うことができます。

訪問介護における<身体介護>は「出来ません」

介護の仕事は無資格で勤めることが出来ますが、訪問介護の「身体介護」だけは介護保険のルール上、無資格者が行うことが禁じられています。

施設勤務とは違い、訪問介護は常に介護福祉士や看護師が同行するわけではありません。同じ訪問介護でも、介護対象者の身体に直接触れる身体介護は無資格では行うことができません。

訪問介護において身体介護が出来るのは、「介護職員初任者研修」を習得した介護職のみとなります。

訪問入浴は「出来ます」 訪問入浴は資格取得の必要はありません。

訪問入浴サービスで働くには、未経験の介護職でも大丈夫です。まれに、「無資格では訪問入浴が出来ない」と社内規定で定められているケースがあります。

働きながら「介護職員初任者研修」資格は取得できる

ニッソーネット「かいご畑」の場合

ニッソーネットが運営する「かいご畑」ではキャリアアップ応援制度が充実しています。

介護職員初任者研修であれば、通常、受講するとなると定価75,000円の費用が掛かりますが、かいご畑の運営会社であるニッソーネットの「派遣スタッフ」として就業すれば、「0円」で受講できます。

さらに、介護福祉士を目指しキャリアアップを図るために必要な資格「実務者研修」は定価164,600円のところ、同様に「0円」で受講できます。

かいご畑のサービスの評判・口コミは高く、相談から受講まで丁寧にコーディネーターがサポートしてくれます。

無資格・未経験で介護職を目指すのであれば、かいご畑に登録しておけば、まず問題ないです。

「ベネッセ介護士のお仕事サポート」の場合

ベネッセ介護士のお仕事サポートも同様に評判の良い会社の一つです。

かいご畑とは違い、ベネッセMCMでは受講料は有料(関東エリア49,720円/関西エリア47,000円)となりますが、メリットが大きく分けて二つあります。

ベネッセスタイルケアが運営する有料老人ホームに無料で施設見学、実習体験が出来ます。

学習したカリキュラム内容を実際の介護の現場で実践できたり、利用者と直接交流できたり、施設の雰囲気を体感できたり、メリットが多いです。

ベネッセMCMに登録後、「介護職員初任者研修」を取得した場合、ベネッセが運営する施設(特養、老健、有料老人ホーム、デイサービス、グループホーム、訪問介護)の求人紹介を「無料」で受ける事が出来ます。

グループ会社が運営する介護施設のため、職場環境や残業時間、人員配置、有給取得状況など詳しく聞くことが出来ます。

なぜ、この2社?

「かいご畑」と「ベネッセMCM」を取り上げた理由としては、働きながら資格取得できるメリットのほかに、就職先を選ぶ方法として「事前に介護施設を見学できる」メリットがあります。

かいご畑では、派遣スタッフとして一定の契約期間、様々な介護施設を体験出来ますし、ベネッセMCMであれば有料老人ホームに無料で施設見学、実習体験が出来ます。

未経験で資格がなく介護職を目指す方にとって、情報が少ないゆえに就業先を選ぶのは難しいかもしれません。 ただ、「かいご畑」と「ベネッセMCM」のように、未経験で資格がなくともサポートする会社があるということを知っていることはとてもメリットだと思います。

まとめ

介護士の将来性を考えると、10年20年後もまだまだ将来性はあるといえます。

また、高齢者人口が少なくなったとしても障害者や外国人などに目を向けるとまだまだ仕事はあります。

資格を持っている人間としては、資格は持っていれば使う、使わないに関係なく、これからの日本ではとても有利なものになると感じています。

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