「新卒で入社したばかりだけど仕事を辞めたい」「入社して半年で辞めるのはまずい?」と、悩んではいませんか?
入社して半年が経った頃から、体力・精神的に辛く感じる人も多いのではないでしょうか?
「疲労やストレスで辛い」「体を壊してしまう」という場合は、転職を伝えましょう。
新卒で仕事を辞めた場合、転職活動で不利になりことも考えられます。
しかし、第二新卒は年齢的に若く、ある程度ビジネスマナーを身につけているという点で転職に有利なのです。
この記事では新卒でも仕事を辞めたほうが良い場合と、辞めない方が良い場合を解説。
辞めた場合のメリット・デメリットと、第二新卒が企業に求められる点についても参考にして下さい。
新卒で仕事を辞めて良い?ブラック企業の場合は転職しよう
現在の職場がブラック企業なら、入社したばかりの新卒であっても辞めたほうが良いでしょう。
しかし、会社の業務内容や労働時間などに違法性がなく、現在の問題に関する解決策が考えられる場合は、辞めるのはおすすめしません。
ブラック企業は辞めるべき!体調を崩す前に転職を考えよう
新卒でも仕事を辞めた方が良いのは、職場がいわゆる「ブラック企業」である場合です。
ブラック企業に明確な定義はありませんが、一般的なブラック企業の特徴は次のとおりです。
ブラック企業の主な特徴
・パワハラが横行している
・極端なノルマがある
・違法な労働時間を課している
・過剰なサービス残業が行われている
上司からのパワハラや違法な長時間労働などで強いストレスを感じている場合、心が疲れて体調を崩してしまうことも考えられます。
体を崩してしまうことも考えられます。
体を崩して働けなくなっては、元も子もありません。
体の不調や強い精神的ストレスが続く場合、早期に退職の判断をするのが良いでしょう。
新卒で入社してまだ半年しか経っていないけれど、周りから甘えだと思われないでしょうか?
確かに、中にはそう思う人もいますが、周りの目を気にして体を壊して働けなくなってしまってから後悔してしまうことも・・
周りからではどう思われるかではなく、自分の意志で退職を決めましょう。
「自分の会社がブラック企業かどうか、はっきり分からない・・」という人は、こちらの記事を参考にして下さい。
ブラック企業の見分け方とは?求人情報でわかる特徴や注意点を紹介
ホワイト企業に転職したい!その特徴や見分け方、注意点を徹底解説
ちょっとした不満ですぐに会社を「ブラック」呼ばわりする人もいますが、誰にでもどんな会社にも、何らかの不満はあると考えるのがおすすめです。
転職してから「こここそがブラック企業だった・・」ということもあり得ます。
違法性がないなら辞めない方が良い!解決策を考えよう
新卒で仕事を辞めない方が良いのは、サービス残業など会社によつ違法行為がなく、辞めたい理由に対して解決方法があるのです。
また、入社して間もないのに「辞めたい」と思う場合、周りの人や環境に慣れるのに時間がかかっているだけ、という可能性も十分にあり得ます。
人や環境に慣れずに辞めたいと思う人は、もう少し様子を見てみましょう。
短期転職には大きなリスクが伴います。
すぐに辞めてしまうと、転職・再就職が不利になる可能性も。
今の働き方に無理がないなら、できるだけ継続して働ける方法を考えることが大切です。
職場でモラハラを受けたら?加害者の特徴や関わる法律、相談窓口
また転職理由が「なんとなく」はっきりしていない場合は、何が不満か、転職理由をじっくり考えてみましょう。
「なぜ転職したいのか」で、自分が職場に求める条件が決まります。
転職してるなら、それを軸に転職先を探さなくてはいけません。
また、転職理由は面接で必ずと言っていいと聞かれます。
第二新卒として転職できる!新卒で辞める場合のメリット・デメリット
職場がブラック企業である場合や問題が解決しないなら、新卒で勤務期間が短くても辞めることを考えましょう。
新卒で入社し3年以内に退職した場合、若い人材として人手不足の業界から歓迎されます。
ただ、新卒から短期間で仕事を辞めると、採用担当者に「またすぐに辞めてしまう?」と疑われることも。
第二新卒で転職選考を狙う!新卒から短期で仕事を辞めた時のメリット
新卒で入社すぐに仕事を辞めた場合のメリット
・新卒で仕事を辞めるメリット
・心や体の調子が良くなる
・第二新卒※として転職できる
第二新卒とは
学校を卒業して就職後、約3年以内に転職を希望する人のこと。
新卒で入社した会社を3年以内に辞めた場合、転職が有利になることがあります。
また、転職市場は第二新卒の需要が増えており、多くの企業が第二新卒の採用を実施。
採用する企業側からすると、第二新卒は「教育コストがかからない」「短期間で即戦力になり得る」「年齢的に若く、行動力がある」など採用するメリットが多くあります。
今は、「入社3年以内に3割が辞めてしまう」と、言われている時代でもあります。
第二新卒は人材不足の企業にうってつけの存在です。
若手社員が不足していたり、コスト削減を考えている企業は、第二新卒を積極的に採用しています。
第二新卒で転職先を探す人におすすめの転職サイト・エージェントについて書いた記事もあります。
ただし、新卒から短期間で仕事を辞めると、転職で不利になってしまう場合も。
転職で不利になる!新卒から短期間で仕事を辞めるデメリット
新卒から短期間で仕事を辞めるデメリットは3つです。
仕事を辞めるデメリット
・業界によっては転職が難しい場合が
・転職活動で「またすぐに辞めそう」と、不採用になるリスクがある
・転職活動のための出費が負担になりやすい
企業や人事担当者にもよりますが、第二新卒の中でも特に短期間で辞めてしまった人は「またすぐに辞めてしまうのでは?」という印象を持たれることもあります。
悪い印象を覆すには、面接時に前職の退職を理由に上手に伝えることが大切です。
また、デメリットとして金銭面が挙げられます。
1年以上働いてから仕事を辞めて失業状態になった場合、ハローワークで手続きすると、失業保険をもらうことが出来ます。
失業保険の手続きや申請期間、振り込みまでの流れについて解説します
さらに、書類選考や面接に自信がない人は、転職エージェントを利用するのがおススメです。
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新卒でも仕事を辞めた方が良いのは、会社がブラック企業である場合。
会社の業務などに違法性がなく、辞めずに努力するのがおすすめです。
新卒から短時間で仕事を辞めると、転職が不利になることもあります。
ただし、短期間で仕事を辞めると、転職が不利になることもあります。
ただし、新卒3年以内であれば、「第二新卒」としての需要があるという一面も。
第二新卒を有効や武器とするにも、転職理由を明確にし、面接官を納得させられるものにしておく必要があります。
企業が第二新卒にもとめるのは「ビジネスマナー」と「柔軟な適応力」、そして「成長しようとする意欲」。
辞めるべきかどうか、自分自身でもう一度、じっくり考えてみて下さいね。