現在の日本では、将来性という観点で見ると「資格を取ること」「その資格を使う仕事」の将来性は他の仕事や職種に比べて、非常に高いと言えます。
特に女性に人気の仕事の1つ、調剤薬局事務。
転職を考えている人の中には、すでに転職準備として資格の取得に挑戦しようとしている人もいるのではないでしょうか。
私も10年間資格を活かして働いてきました。
資格を取って働くことのメリットについて紹介していきます。
資格を持つことによるメリットは?
- 専門性を持って働くことが出来る
- 不況、不景気に大変強い
- 仕事に困ることがほとんどない
- 結婚後ふたたび復職できる
- 転勤や引っ越し後も全国各地で働くことが可能
- 勉強したことを日常生活で活かすことが出来る・・etc
色々な要因を含めて考えても、資格の仕事は将来性があり、今から資格取得を目指すのはとても良い選択だと思います。
調剤薬局事務の仕事はフルタイムのほか、パートやアルバイトでも働きやすく、既婚者や子持ちでも再就職しやすい職種として人気です。
もちろん、調剤薬局事務の資格を取得すると、再就職や転職にも有利に働くことが出来るでしょう。
こちらの記事では、調剤薬局事務の転職や求人、給料について詳しく検証していきます。
調剤薬局事務の求人とは?
調剤薬局事務として働いている方の中には、職場の人間関係や仕事の内容に不満があり、転職を考えている人もいるのではないでしょうか?
調剤薬局事務の求人では、資格の有無よりも実務経験を重視されますが、中には未経験OKと記載されている求人もあります。
しかし、実務経験を重視されることがわかっているのに「未経験OKだから」と応募するのはちょっと怖いと思う人もいるかもしれません。
また、未経験の職種、しかも受かるかどうかわからない、という転職活動は、誰にだって不安があります。
そこで、調剤薬局事務に未経験で応募する場合のポイントについてご紹介していきます。
調剤薬局事務の仕事には未経験でも転職できる
調剤薬局事務には、国家資格などその仕事に就く際に必要な資格や免許はありません。資格試験は存在していますが、全て民間の団体が主催している資格です。
そのため、調剤薬局事務は「実際に働いた経験」、具体的には「レセプト算定ソフトに触れたことがあるか」どうかが重視されます。
実際の求人を見ると、経験者優遇の所がほとんどです。
しかし、中には未経験でも応募できる求人もあります。
今まで医療事務としての経験がない場合は、こういった未経験OKの求人に絞って転職活動をしましょう。
未経験者の場合は、経験以外で調剤薬局事務に求められる力を十分に理解し、それに沿ったアピールをする必要があります。
どんな点に注意すればいいのか、応募書類や面接対策をする際のポイントを見ていきましょう。
調剤薬局の採用試験に未経験で挑む場合のポイント
調剤薬局事務で求められる人材は、未経験者も経験者も同じです。
自分がそのニーズに応えられる人材だということをアピールすることが、採用試験を成功させるポイントになります。
調剤薬局に求められる人材とは
調剤薬局事務に求められる人材のスキルをまとめると、次の4点になります。
- コミュニケーションスキルが高い
- 臨機応変な対応をすることができる
- パソコンスキルが最低限ある
- 社会人として清潔感のある身だしなみを整えられる
調剤薬局に来るのは、体調の悪い人や高齢の人など、何らかの手助けが必要な人がほとんどです。
そのため調剤薬局事務には、相手の意思をいち早く読み取り適切な行動を取れる人が求められます。
また、患者さんの体調変化や要望にも柔軟に対応できるよう、状況に合わせて行動できる力も必要不可欠です。
調剤薬局事務の専門業務であるレセプト作成は、パソコンを使って行われます。
パソコンスキルを持っているかどうかも、よく見られるポイントです。
また、医療機関で働くのですから、清潔感のある身だしなみも心がける必要があります。
採用試験対策というと応募書類や面接対策に力を入れがちですが、身だしなみができていないとせっかくの準備も意味がありません。
未経験で採用試験に挑戦する場合は、これらの長所を正しく理解し、それを押さえたアピールをしましょう。
長所のアピールは具体的な内容で
長所のアピールは、自分が調剤薬局事務の適性を持っている、という点をただ伝えればいいという訳ではありません。
自分の長所を採用担当者に想像してもらえるよう、具体的にアピールすることが重要です。
長所が分かる具体例を、アピールポイントとして伝えましょう。
次のような経験があれば、具体例として活用しやすいですよ。
コミュニケーション能力をアピールできる活動例
- 接客業の経験の有無
- 地域活動やボランティアへの参加経験など
- スポーツチームなどでの活躍経験
チームワークを要求される活動は、臨機応変な対応も求められることが多いです。
そのため、上手く活用できれば強力なアピールポイントになります。
この他では、パソコンスキルを証明できる資格や、調剤薬局事務の資格を取得した事もアピールポイントとして活用できます。
アピールポイントとして具体的な活動を使う場合は、相手が内容を想像しやすいかという点に注意しながら作成しましょう。
調剤薬局事務への自己PRで使える具体例
最後に、自己PRの具体例を紹介します。
例を応用して、自分の長所やこれまでの経験などを活かせる自己PRを簡単にでも作成してみてください。
地域活動などの経験を志望動機に活かすパターン
地域活動などの経験は、今まで働いたことのない人や仕事から離れていた人でも活用できる具体例です。
小さな活動でも人と協力して成し遂げたことなら、十分アピールポイントとして活用できます。
積極的に活用していきましょう。
また、お年寄りが訪れる事が多いので、その対応に慣れているといった内容も、効果的です。
職歴を使いアピールするパターン
人と関わる仕事をした事がある人は、それを具体例として活用しましょう。
その仕事を通してどんなスキルを身につけたのかがわかる内容にしてください。
仕事を通しての具体例では、上司やお客様など、自分以外の人からもらえた評価を組み込むと、アピールポイントに具体的なイメージが添えられます。
そうですね。
相手が求める人材のニーズを正しく理解し、それに合うアピールができれば、採用してもらえる可能性が高くなります。
未経験だからとあきらめずに、勇気を持って採用試験に挑戦してみてください。
志望動機には、「なぜその調剤薬局を選んだのか」を明確に伝える必要があります。
その調剤薬局ならではの経営方針や、実際にお店に行って感じたことなどから考えるのがおすすめです。
調剤薬局事務の仕事を探すなら、「ジョブメドレー」など医療系の求人に強い転職サイトを利用するのも効率よく仕事が探せるのでおすすめです。
『ジョブメドレー』は医療・介護の転職サポートが付く転職求人サイト
ただし地域によっては求人数が少ないので、大手転職サイトなども使って情報や選択肢を増やしましょう。
調剤薬局事務が求める長所をアピールしよう
調剤薬局事務は、実務経験を重視される仕事です。
しかし、未経験でもOKな求人もあり、適性を満たしているとしっかりアピールできれば、採用してもらえる可能性はあります。
調剤薬局に求められるのは、コミュニケーション能力が高く、臨機応変な対応ができる人。
レセプト作成のためにパソコンの基本的なスキルも必要ですし、身だしなみにも清潔感が求められます。
調剤薬局事務の適性をアピールできるポイントがないか、自分の経験や経歴を振り返り、有利な転職活動にいかしてみてください。
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