職場での怖い嫉妬!嫉妬する人の心理と対処方法を紹介します

パワハラ・モラハラ

特に何もしていないのに職場の人から嫉妬されている、そんな経験はありませんか。

私だけが上司に可愛がられていると思われ、「あなたはいつも叱られなくていいわね」「〇〇さんは可愛いから」などといちいち言われる。
特殊な資格を持っているために特別扱いされているように思われ、イヤミを言われる。

職場の男性から飲みに誘われることが多く、他の同僚女性から嫉妬されて陰で悪口を言われたり、仲間外れにされたりしている。

通常は職場で嫉妬心を持ったとしても、ほとんどの人が表に出さず大人の対応をするものです。しかし、嫉妬心を抑えられず職場の雰囲気を悪くする人もいます。

このように職場で嫉妬の対象になってしまったら、どうしたらよいのでしょうか。

この記事では、職場で嫉妬されて困っている人に、職場で嫉妬をする人の心理と対処方法、職場で嫉妬を受けないための対策を紹介します。

なぜ職場で嫉妬が起きるの?嫉妬する人の心理を5つ紹介

職場での嫉妬がなぜ起きるのか、この章では職場で嫉妬する人の心理を見ていきましょう。

職場で嫉妬する人の心理

◎劣等感を感じている
◎自分より先に出世されて悔しい
◎自分より上司から気に入られて羨ましい
◎相手の影の努力が見えていない
◎人の幸せや成功を喜べない

詳しく見ていきましょう。

職場で嫉妬する心理その1:相手と比べたときに劣等感を感じている

自分にないものを持っている人に、羨ましさから嫉妬の感情を抱くことがあります。

同時に「自分にはない」という劣等感が刺激され、相手への強い嫉妬を湧き上がらせてしまいます。
次の項目に対して相手と比べたときに、嫉妬されやすいです。

嫉妬の対象になりやすいもの

■容姿
■若さ
■才能
■学歴
■資格
容姿や若さに嫉妬するのは、女性が多い気がします。女性はある一定の年齢になると、自分の外見が気になる傾向があります。
女性の同僚と比べたときに、嫉妬することが考えられますね。

他に女性の場合に多いのが、自分よりも若くて男性に人気のある女性への嫉妬。
職場の男性にちやほやされている女性の同僚を見ると、「羨ましい」という気持ちと「劣等感」が重なって嫉妬の気持ちが湧いてしまいます。

また、学歴にコンプレックスを抱いている人は、輝かしい学歴を持っている人に嫉妬してしまうことも。

高学歴な人が少しでも仕事でミスをすると、「〇〇大卒のくせに」と非難する場合があります。

他に嫉妬の対象となるのは、取得が難しいまたは特別な資格を持っている人。
資格を持っている人は職場で重宝されることが多いので、その資格を持ってない人は持っている人に対して「羨ましい」と思ってしまうのです。

職場で嫉妬する心理その2:先に出世されて悔しい

同期や後輩が自分より先に昇進したことで、今まで感じていなかった嫉妬心が生まれることも。

特に男性の場合、競争心の強さから「自分が人より優れていたい」と考える傾向があります。

そのため、自分より同じまたは下だと思っていた人に負けてしまうと、嫉妬心から態度に出したり足をひっぱったりすることに繋がるのです。競争心が強いことで、お互いが切磋琢磨していくのは悪いことでありません。
足を引っ張り合うことのないよう、仕事では競争心を良い方向に使いたいものですね。
反対に、女性が男性に嫉妬する可能性はないんですか?
もちろん考えられます。
同じように仕事をしても、男性の方が評価されるような職場もあるのです。そのとき、思わず男性に嫉妬してしまうことがあるんですよ。

職場で嫉妬する心理その3:上司に気に入られていて羨ましい

上司から目をかけられてたり上司と仲が良かったりすると、職場の同僚から嫉妬を受けることがあります。

出身校や出身地が同じ、現在の住まいが近所または同じ方向、喫煙仲間であるなどの共通点があると、人は親近感を感じるもの。

ですので、共通点がある人のほうが仲良くなりやすい傾向があるのです。

確かに、住まいが同じ方向だと、飲み会の後など一緒に帰ることになって、普段は話せないようなことを話せたりすることもありますね。
そうですよね。また、出身校や出身地が同じだと、共通の話題が多くなりますし、人はなぜか無意識に信頼してしまう傾向があります。
このように仕事以外のつながりから生まれる親近感が、特別に目をかけられているように思われ、嫉妬の対象になることもあるのです。

職場で嫉妬する心理その4:相手の影の努力が見えていない

出身校は一流、仕事もできて人柄も悪くない・・・と完璧に見える人は、嫉妬されやすい傾向があります。

成功の裏にはもちろん努力と苦労があるのですが、そんなことわざわざ人に話しませんよね。

そのため、周囲はあなたが簡単に何でも手に入れているように見えしまうのです。

筆者の知人に、歌手と俳優をしているイケメン男性が大嫌いな男性がいます。
なぜかと聞いたところ「お金持ちで才能もあるうえにルックスもいい、どう頑張っても絶対にかなわないから」というのが理由でした。

あまりに何もかもが順調で幸せに見える人は、その人に非がなくても嫉妬の対象になるのです。

職場で嫉妬する心理その5:人の成功や幸せを喜べない

仕事で成功したりプライベートも充実していたりと、他人が幸せそうにしているのが許せない、または喜べないと言う人も中にはいます。
私の友人は職場に婚約指輪をして行ったことで、未婚の同僚から意地悪をされているそうです。
結婚はおめでたいことなのに、嫉妬されるんですか!
望んでいるのに良縁になかなか恵まれない人は、他の人の結婚を素直に喜ぶのが難しいのかもしれませんね。

次の章では、職場で嫉妬を受けたときの対処方法を紹介していきます。

職場で嫉妬されたらどうする?対処方法を紹介

職場で嫉妬されたらどうするべきか、対処方法を見ていきましょう。

職場で嫉妬されたときの対処法2つ

◎相手の自慢ポイントに話題をすり替える
◎仕事に支障がないならとりあわない

相手にも何か自慢ポイントがあるはずですから、そこを誉めて話題を逸らすのがおすすめです。

嫉妬から嫌味を言われたら、仕事のことや洋服など何でもいいのでとにかく相手のことをほめましょう。

話題の中心をその人に持っていき、全く違う話にするのがポイント。

婚約指輪をしていることに嫉妬された場合、「〇〇さんだってきっといい人が見つかりますよ」とか「一人の方が自由ですよ」とフォローするのは逆効果です。
相手がいない自分を見下している発言だと思われ、相手を苛立たせる可能性があります。
あなたに悪気がなくとも、相手を励ます発言は裏目に出てしまうこともあるのです。

なぜ相手をほめるといいんですか?
大抵の人は、ほめられて悪い気はしませんよね。
そして、褒めてきた相手を攻撃しにくくなります。

相手が何に嫉妬をしているのか分からない場合など、こちらでは対処できないことも。

そういう場合は、嫌味を言われたり意地悪をされたりしても、仕事に支障がないなら気にしないというのも1つの手です。

職場で嫉妬されないようにするには?普段の自分の言動を見直す

職場で嫉妬をされると、仕事に支障が出る場合もあります。できることなら、職場で嫉妬をされたくありませんよね。

職場で嫉妬をされないために、次の2つを心がけましょう。

職場で嫉妬を受けないコツ

◎嫉妬の対象になる言動を避ける
◎普段から周りへの気遣いを忘れない

まずは、嫉妬の対象になる言動を避けることが重要です。

例えば婚約をした場合、どれだけ嬉しくても職場に婚約指輪を身につけていくのは避けましょう。
職場の人に結婚を黙っていることはできないので、結婚の報告は会話の流れでさらっと報告するといいですね。

また、普段から周りへの気遣いを心がけることも大切です。

例えば、海外旅行に行ったことがない人の前で自分の海外旅行の話はしない、子供がいない人の前で子供の話はしないなど。

相手によっては気にしていない可能性もありますが、こちらからは話題にしないのが無難です。何も悪いことはしていないのに、そんなにも嫉妬されないように気を使う必要があるなんて納得できません!
そうですよね。ウサギーヌさんの気持ちも分かります。
ですが、『さわらぬ神にタタリなし』『負けるが勝ち』という言葉もあります。嫉妬されかねない話題は控えるのがおすすめです。

職場で嫉妬を受けてたらどうする?1人で思い悩まないで

当記事では、「職場で嫉妬される理由や原因」「嫉妬された場合の対処方法」「嫉妬されないための対策」について紹介しました。

しかし、どんなに気をつけていても、いつの間にか嫉妬の対象にされて思わぬつらい仕打ちを受けることはあります。

あなたに非がなくとも、職場で嫉妬をされることはあるのです。

自分が何か悪いことをしたのではないかと、必要以上に気に病むのはやめましょう。

職場での嫉妬に悩み、解決が難しい場合は職場を変えるのも悪いことではありません。

職場の嫉妬で今の仕事を続けるのがつらいという人は、「人間関係に疲れて仕事を辞めたいと悩んだら!抱え込む前に相談しよう」も読んでみてくださいね。

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